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2006年11月 4日 (土)

工芸館+美術館

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気分転換に近美の工芸館へ。

ここは1910年に建てられた旧近衛師団司令部庁舎を使っているので外観がレンガ造りのとってもクラシカルな建物です。ほとんど外観には手を加えていないので、「工芸館の入り口はここ?」と思ってしまうほど極普通の入り口(どこぞの庁舎のような感じ)に戸惑ってしまいました。写真を撮ったのが雨が少し降り出したときだったので、ちょっと怪しげな洋館っぽいですね(苦笑)。

今は、「ジュエリーの今:変貌のオブジェ」という企画展が開催されています。一番好きになったのは三代藍堂(らんどう) 宮田宏平さんの作品群(リンク先の作品は比較的簡単なほう)。どことなくアールヌーボーっぽくゆったりと流れる線が美しいリングに、思わず「つけてみたい~!!!」と思ってしまうほどでした。

工芸館の展示室は2階部分だけなので非常に狭くあっという間に見終わってしまいました。せっかくなので工芸館に入るとおまけで付いてくる美術館(=本館)の常設展を見に。

近代美術はあまり好きになれない私ですが、こちらでもいくつかお気に入りを作ることができました。石山太柏の「礀径(かんけい)」という屏風。これはまる で森の中に入ったのではないかというくらい精密に風景画描かれている作品です。広い美術館ですらかなり大きく見えるのですから、日本家屋に置いたらまるで 窓から見ているように見えるのかもしれません。佐伯祐三の「パリの雪景」も重い色ながらグッと目をひきつけられる作品でした。そして当然ですが川合玉堂、 上村松園、東山魁夷もすばらしかった。特に東山魁夷の「秋風行画巻」という絵巻物はとても美しく、かつ、最初から最後まで伸ばして展示してあるので源氏の 時代に姫たちもこういう風に楽しんだのではないかという楽しみ方ができるところがよかったです。

今日見た絵をから思ったことは、やはりフランスと日本は太陽光の強さが違うのだなぁ、ということ。たまたまなのかもしれませんが、日本の洋画は全体的に色 が重い感じがしました。モネやマネ、ルノワールのような鮮やかさがないんですよねぇ。。。もちろんヨーロッパも暗い色は使うのですが、暗い色は見事に暗 く、日本の洋画のような中途半端に茶色っぽい色ってあまり無いように思います。だからあまり好きになれないのかもしれません。

割引券を使ったので2つの展示を見ても450円。なんと安上がりな!!! ちなみに明日は美術館は入場無料らしいです。文化の日だから?

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